徳島県の住宅ローン事情 諸経費 ④仲介手数料
2024/10/24
不動産仲介手数料とは
不動産仲介手数料とは、不動産会社が売買や賃貸契約を仲介した際に、そのサービスに対して支払う報酬のことです。不動産会社は、物件の紹介や契約手続き、交渉のサポートなどを行い、取引が成立した際に手数料を請求します。
不動産仲介手数料の概要
- 取引成立時に発生:仲介手数料は、物件の売買や賃貸契約が無事に成立した場合にのみ発生します。
- 法律で上限が決まっている:手数料の金額は法律で上限が定められています。
仲介手数料の上限
- 売買契約の場合
売買時の仲介手数料は、物件の価格に応じて計算され、次のように上限が決められています。- 取引価格の3% + 6万円 + 消費税
例えば、2,000万円の物件を購入する場合の仲介手数料は次のようになります。
2,000万円 × 3% + 6万円 + 消費税 = 66万円 + 消費税
- 取引価格の3% + 6万円 + 消費税
- 賃貸契約の場合
賃貸では、仲介手数料の上限は家賃の1ヶ月分 + 消費税です。たとえば、月額家賃12万円の物件であれば、仲介手数料は12万円(+ 消費税)までとなります。
支払いタイミング
- 手数料は、契約が成立した後に支払うのが一般的です。取引が成立しない限り手数料は発生しません。
交渉可能な場合もある
- 不動産会社によっては、仲介手数料を割引してもらえる場合もあります。契約前に相談してみると良いでしょう。
その他の注意点
- 賃貸契約の場合、仲介手数料の他にも「敷金」や「礼金」などの費用が発生する場合があります。
- 売買契約では、物件の調査や登記費用など、別途発生する費用にも注意が必要です。